中津川市・恵那市の補助金や制度の特徴
前項より中津川市では、新たに家を建てる方や耐震補強のためのリフォームなどを支援する体制が整っていることがわかります。また、出産や子育てに対しても積極的にサポート事業をおこなっているのが特徴です。
恵那市では、積極的に移住者を迎え入れる制度が充実し、子育て世代にうれしい施策も展開しています。制度の拡充度が評価され、宝島社の月刊誌「田舎暮らしの本」で紹介された「2024年度第12回住みたい田舎ベストランキング」の「東海エリア総合部門」で1位に選ばれています。さらに「子育て世代が住みたい田舎部門」、「シニア世代が住みたい田舎部門」でも第1位とトップクラスの成績を収めており、幅広い世代が暮らしやすい街だといえるでしょう。
中津川市・恵那市の住宅補助制度
では、中津川市・恵那市の住宅補助制度を1つずつ取り上げて紹介します。
【中津川市】新婚さん住まいる応援事業
「新婚さん住まいる応援事業」は住宅取得の契約時に婚姻届の提出から5年以内の夫婦を対象として補助が受けられる制度です。(※取得には条件があります)
<対象者>
・住宅取得等の契約時に婚姻届の提出日から5年以内の夫婦
(合計年齢が80歳以下または中学生以下の子どもがいること)
・中津川市に5年以上定住する意思を持っている方
<補助金額>
・住宅の購入(新築・建売・中古)・増築:30万円
・新築住宅購入:10万円加算
・中津川市内の個人事業者又は中津川市内に本店を有する法人との契約:10万円加算
・最大50万円
【恵那市】えなで暮らそう奨励金
「えなで暮らそう奨励金」は、恵那市内で住宅を取得した場合や、2親等以内の親族と同居するために住宅の増改築を行った場合に、住宅と宅地の費用を最大で30万円補助する制度です(10分の1補助、1万円未満は切り捨て)。一定の要件を満たすと奨励金の上限額が引き上げられ、すべての要件を満たすと最大で80万円の補助を受けることができます。
<対象者>
・令和3年4月1日から令和8年3月31日までの期間に住宅を取得し、建物登記を実施(増改築の場合は、前述の期間に2親等以内の直系の親族と同居するための増改築工事を実施)
・住宅取得者(申請者)の満年齢が登記等の期日において50歳未満
・申請者が取得した住宅に居住している
・申請者及びその世帯員全員に市税等の滞納がない
中津川市・恵那市の医療費助成制度
次に中津川市、恵那市の医療費の助成制度をチェックしていきましょう。ここでは、主に「子どもの医療助成」や「妊娠・産後」に関する制度をまとめました。
子どもの医療費助成
中津川市と恵那市の子どもの医療費助成の概要を紹介します。
対象者
【中津川市】
・中津川市内在住
・健康保険に加入している方
・0歳から満15歳に到達して初めてに迎える3月31日までの方
※2024年4月からは0~満18歳に到達して初めて迎える3月31日までに変更
【恵那市】
・恵那市内在住
・健康保険に加入している方
・0歳から18歳に到達して初めてに迎える3月31日までの方
助成対象
・保険診療の入院または外来でかかる自己負担分
※医療機関の窓口にて受給者証と健康保険証を提示した場合に助成
※受給者証を提示せずに受診した場合、払い戻しの申請が必要
参考元:中津川市「子どもの医療費助成」参考元:中津川市「子どもの福祉医療制度の対象年齢を拡充します」参考元:恵那市「子どもの医療費助成」
【中津川市】産後ケア費用助成
中津川市では、出産後のママのケアや育児サポートを目的として、「産後ケア費用」の助成をおこなっています。産後ケアでは、生活スタイルや心身の変化が大きくなる産後に、授乳や沐浴に関する育児相談やママの心身のケアを実施。中津川市ではこのサポートを低価格で利用可能です。
対象者
・中津川市内在住の、生後1年未満の赤ちゃんとママ
・家族からの家事・育児のサポートが受けられない方
・育児に不安があるまたは心身不調がある方
利用料金
【一般世帯】
宿泊型:3,000円/回
デイケア型:1,500円/回
アウトリーチ(居宅)型:900円/回
【市民税非課税世帯・生活保護世帯】
宿泊型:無料
デイケア型:無料
アウトリーチ(居宅)型:無料
参考元:中津川市「産後ケア費用助成」参考元:中津川市「産後ケアのご案内」
【恵那市】市不妊治療費(生殖補助医療費)助成
不妊治療にかかる費用軽減のため、公的医療保険が適用されない治療費を対象に、助成金を支給しています。少子化対策を見据えた支援事業で、子どもを育てやすい環境の実現を担っています。
対象者の主な条件
・生殖補助医療を始めた時点で婚姻している
・生殖補助医療以外の治療法では妊娠する見込みがない、または極めて低いと診断され、恵那市の指定医療機関で治療を受けた方
・治療開始日時点で、妻の年齢が43歳未満の方 など
主な対象治療
・医師の判断で必要とされた保険適用外の治療
・男性不妊治療をはじめとする生殖補助医療 など
助成金額
中津川市・恵那市の住宅に関する融資や減税制度
ここからは中津川市、恵那市で利用可能な住宅に関する融資や減税制度を紹介します。
【中津川市】勤労者資金融資制度
中津川市で仕事をしている方には「生活資金」、これから定住して働きたいという方には「住宅資金」を融資しています。融資のため返済は必要ですが、まとまったお金が必要なときの手立てとして利用できるでしょう。
主な対象者
・前年度の税込年収が150万円以上400万円以下の勤労者、勤労者であった方
・取扱金融機関指定の保証機関の保証が受けられる方 など
生活資金融資概要
【生活資金】限度額:200万円
【適用条件】教育、医療または介護、出産などにかかる資金
住宅資金融資概要
【限度額】
担保ありの場合:2,000万円
担保なしの場合:500万円
【主な適用条件】
新築:床面積40~200㎡(12坪~60坪)など
申し込み取扱金融機関
【恵那市】新築家屋にかかる固定資産税の軽減
恵那市では、新築住宅購入の際に一定の要件を満たすことで、固定資産税が減額になる制度を実施しています。長期優良住宅の場合は、減額期間が長くなる点も注目ポイントです。
主な対象の住宅
・新築の住宅で床面積が50㎡以上280㎡以下(15坪以上84坪以下)など
減額率
・家屋の固定資産税の2分の1
※居住部分の床面積120㎡(36坪)までが上限
減額期間
中津川市・恵那市で住宅を建てるなら美濃建設へ
中津川市・恵那市の補助金は住宅に関するものをはじめ、特色豊かな支援が満載です。住宅取得にはコストがかかりがちですが、中津川市・恵那市の支援事業を活用して手堅くマイホームを手に入れましょう。
美濃建設では、快適な生活に欠かせない「高断熱・高気密」や、安心して暮らすための「高耐震性」にこだわった家づくりに力を入れています。また、コストに関しては住宅を手にするための建築費だけでなく、光熱費やメンテナンス費といったランニングコストも考慮したトータルコストで費用を提案しています。中津川市・恵那市でマイホームをお考えの方は、ぜひ美濃建設株式会社へお問い合わせください。
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