和モダンの家 <中津川市>
「自由設計で、建築家さんが自分たちの要望を形にしてくれる点も決めた理由です」と施主様。外観は「和モダンな家に」とだけ希望を伝え、建築家からの提案を楽しみにしていた。「かっこいい」と最初の提案から心を掴まれました。
玄関正面の飾り棚は施主さんが特にこだわったもののひとつ。飾り棚の天板は旧家からの再利用。時を経た木肌は色艶を増し、完成時以上の美しさがある。家族用玄関のシューズインクローゼット内には上着をかけられるようハンガーポールが設置してあり、お出かけ前の身支度もスムーズ
和室は独立した空間にできるよう小上がりに、あえて段差を大きくすることでリビングとの距離を取った。本格的な和室の良さが活かされるよう、地袋をデザインしたのもこだわり。外からの視線が気にならない地窓で採光も確保している。
和室には、思い出の襖を再利用。本格的な和室のよさが活かされるよう、地袋をデザイン。外からの視線も遮り採光を確保。
ダイニング&和室に対面するオープンキッチン。生活感を隠せるよう、パントリーはダイニングからは見えない一番奥にレイアウトしている。ゴミ出しの負担がないよう、また土付きの野菜が仮置きできる勝手口を設けるなど家事動線もしっかりデザインされている。
パントリーは勝手口に続く土間があり、土付きの野菜も置けます
R+houseの家は高気密・高断熱。断熱性を示すUa値は「HEAT20レベルの数値」が標準。気密性を示すC値は、美濃建設独自のルールで0.5以下を引渡しの条件としている。「冬も玄関から暖かいです。部屋ごとの温度差が小さいのもとても暮らしやすいですね」と施主様。
おしゃれな手洗いカウンター付のトイレ
洗面室には衣類乾燥機を設定して選択の時短を実現。衣類収納を置けるよう洗面台横にスペースを確保していることに加え、写真手前にも階段下を利用した収納がある。
お子様の成長に合わせて間仕切りすることができる子供部屋
書斎は旧家の面影を色濃く残す空間をオーダーメイド。網代天井や飴色の棚板も旧家からの再利用だが、中でも目を引くのが照明。天井・壁にほんのり陰影が浮かび上がる様がまた美しい。
大きな軒が日差しを遮り、風通しがよく、真夏も家の中が暑くなり過ぎないパッシブ設計を採用した。リビングの両サイドに設けたテラスは、縁側のようにも使えるアウトドアリビング。ここに腰を掛けて外の空気にあたる時間もまた気持ちがいい。
ガルバリウム外壁をベースに、玄関周りには講師を採用し施主様が希望した和のエッセンスを融合。「営業担当さんは、子供を優先して打合せを組んでくれるなど気遣い上手、家の完成後も何かあればすぐに駆け付けてくれるなど、信頼できる方との家づくりができたことも良かったです」
担当建築家 「Kawakatsu Design 川勝崇道」

中津川市
おじい様の代からの家の建替えのため、思い出の品を再利用し、建築家の先生に提案して頂きながら、和モダンの家が完成しました。
Ua値0.43 C値0.3
※ご予約で定休日も対応いたしますのでお気軽にご連絡下さい。