平屋とはどんな家のこと?
平屋とは、一階のみでできたワンフロアの家のことをいいます。一般的には、家のなかに階段がないのが特徴ですが、最近ではスキップフロアという中二階のある家のことも平屋と呼ばれ、人気を高めています。
平屋が人気な理由とは?
日本家屋のイメージが強い平屋ですが、最近ではおしゃれな平屋を建てる方も増えてきました。どんな方に人気なのか、おすすめポイントとともにご紹介していきます。
小さな子どもがいても安心
消費者庁が2020年度に実施したアンケートによると、家のなかでの子どもの事故やヒヤリ・ハットの原因として「落ちる」が多くなっています。また、落ちる場所として階段の割合が高くなっていました。そのため、階段の少ない平屋は小さい子どもがいる家庭におすすめの間取りといえるでしょう。
参考元:消費者庁|消費者庁が行ったインターネットアンケート調査
参考元:消費者庁|消費者庁が行ったインターネットアンケート調査
階段がないので家事がはかどる
一階に脱衣所やランドリールーム、二階にベランダやクローゼットがある家では、洗濯をするために階段を往復しなければなりません。毎日のこととなれば、家事が面倒に感じることもあるでしょう。平屋にすることで、家事のために階段の昇り降りをしなくて済むので、家事動線がスムーズになります。
長く住み続けられる
平屋は二階建ての家に比べて高さが低いため、メンテナンスがしやすいのも特徴です。二階建ての家の場合、外壁や屋根のメンテナンスをする際には大掛かりな足場が必要になります。平屋では地上から行うこともできるため、メンテナンスの費用が安くなり、作業時間の短縮にもつながります。
定期的にメンテナンスを行えば、きれいで安全な家に長く住み続けられるでしょう。
>>参考コラム:【中津川市・恵那市】一戸建てにかかる維持費の内訳や相場を徹底調査!
定期的にメンテナンスを行えば、きれいで安全な家に長く住み続けられるでしょう。
>>参考コラム:【中津川市・恵那市】一戸建てにかかる維持費の内訳や相場を徹底調査!
平屋を建てる際の注意点
平屋を建てる際の注意点は主に4つあります。平屋を希望している方は要チェックです。
周辺環境を確認しよう
平屋は二階建ての家よりも低いため、周りに二階建て以上の家が多い場合は、日当たりが悪くなってしまう可能性があります。また、交通量の多い道路が家の近くにある場合、外部からの視線も気になるでしょう。目隠しの壁を設置したり、建物の形を工夫したりするなどしてプライバシーを確保することが必要になります。
防犯対策は徹底的に
平屋は建物の高さがなく外側から侵入されやすいため、防犯対策に力を入れなければなりません。防犯ガラスへの変更や面格子の設置などで対策ができます。平屋で大きな窓を作りたいと考えている方は、シャッターをつけて外出時は閉めるなど、日頃から防犯対策を心がけましょう。
土地の広さには余裕を持って
同じ延床面積で平屋と二階建ての家を建てる場合、平屋の方が広い敷地面積を要します。土地には、用途地域や建築基準法によって建ぺい率が定められており、土地いっぱいに建物を建てられるわけではありません。建ぺい率は、「(建築面積÷敷地面積)×100」で求められます。
建ぺい率50%の地域で延床面積30坪の平屋を建てたい場合、60坪以上の敷地面積が必要になります。土地の広さだけでなく、建ぺい率もチェックして選びましょう。美濃建設では、土地探しから建築まで長くサポートしています。
>>参考コラム:岐阜県恵那市の土地探し|土地価格やおすすめエリアなどを徹底解説
建ぺい率50%の地域で延床面積30坪の平屋を建てたい場合、60坪以上の敷地面積が必要になります。土地の広さだけでなく、建ぺい率もチェックして選びましょう。美濃建設では、土地探しから建築まで長くサポートしています。
>>参考コラム:岐阜県恵那市の土地探し|土地価格やおすすめエリアなどを徹底解説
ハザードマップは必ずチェック!
平屋は底層構造で高さが低いため、洪水が起きた際に浸水するリスクがあります。二階建ての家であれば、必要なものを二階に移すことができます。しかし、平屋では床全体が同じ高さなので、全て浸水してしまう可能性もあるでしょう。
平屋を建てる際には、ハザードマップを念入りに確認するのが大切です。
平屋を建てる際には、ハザードマップを念入りに確認するのが大切です。
もう少しコストカットしたい!平屋の間取りの工夫をご紹介
平屋は、同じ延床面積の二階建ての家に比べて建築費が高くなる傾向にあり、少しでも安く抑えたいところ。注文住宅ならではのコストカットできるポイントを2つご紹介します。
無駄な空間を作らない
1つ目は、無駄な空間を作らないことです。部屋の数や大きさは建物の面積にかなり影響してきます。そのため、兼用できるスペースにするのがおすすめです。たとえば、リビングの一角にカウンターを作り、書斎や子どもの学習机とすることで、子ども部屋の面積や書斎のスペースをカットできます。
窓やドアを減らす
2つ目は、窓やドアを減らすことです。窓やドアは1枚の単価が高く、施工にも費用がかかるため、少し減らすだけでも大きなコストカットができるでしょう。
窓の大きさや位置を調整すれば、コストを抑えながら採光が可能になります。
窓の大きさや位置を調整すれば、コストを抑えながら採光が可能になります。
中津川市や恵那市で平屋におすすめのエリアをご紹介
ここからは、中津川市や恵那市で平屋におすすめのエリアをご紹介します。このエリアで平屋を建てたいと考えている方は要チェックです。
中津川市と恵那市の駅周辺の土地坪単価
中津川市と恵那市の駅周辺の土地坪単価を見ていきましょう。駅によってかなりの金額の差がありました。以下の表は、小数第2位以下は切り捨てています。